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ファクシミリ・クラブの紹介 ◎ファクシミリ・クラブ ファクシミリ・クラブは、ＪＡＲＬ登録の特殊クラブです。当クラブの主な目的は、アマチュア・ファクシミリの技術向上とアマチュア・ファクシミリ愛好者相互の友好の増進です。この目的に賛同し、かつアマチュア・ファクシミリに興味のある方ならどなたでも入会することができます。ファクシミリ機器の有無、他クラブや協会等の会員であるか非会員であるかについては一切問いません。 当クラブでは、事務局を担当する責任者をおいてありますが会長、理事などの役員は一切おきません。すべての会員が平等で同等の権利と義務とを有し、クラブの運営、企画等については、各会員の積極的な提案と会員同士での活発な議論に基づくことを原則としています。 ◎沿革 ファクシミリ・クラブは1983年2月に結成されました。1981年に結成されたJAFA（日本アマチュアファクシミリ協会）関東支部の主要メンバーと全国のメンバーの一部が翌々年のファクシミリ・ミーティングを機にJAFAと袂を分かって、自由な雰囲気の中で意見の交換と交流が可能な団体を目指して集まったものです。 このときのファクシミリ・ミーティングが第2回でした。ここまでは、JAF関東支部主催の1エリア・ファクシミリ・ミーティングとしてきました。3回目以降は、主催者がファクシミリ・クラブに変更されました。 ◎活動 ファクシミリ・ミーティング、ファクシミリ・画像コンテスト、ファクシミリ・コンテストなどを主催、アマチュア無線フェスティバルへの出展、ファクシミリ改造や関連機器の製作に関わる記事発表、ファクシミリ改造用基板やファクシミリ関連機器製作用基板の頒布、資料の頒布などを行っています。その他、会報である「ファクシミリ・クララブお知らせ」を年4回程度発行して情報の伝達とPRを計っています。ホームページを開設してより多くの情報とデータを会員以外の方にも提供しています。 ミーティング クラブの総会を兼ねたファクシミリ・ミーティングは、毎年1回2月の第1日曜に開催されます。総会はごく短時間で終了し、ほとんどの時間は一般の方も自由に参加できる「ファクシミリ・ミーティング」に当てられます。1998年2月1日に開催されるファクシミリ・ミーティングは1982年の第1回1エリア・ファクシミリ・ミーティングから数えて第17回目となります。ミーティングの会場は毎回、秋葉原か秋葉原にごく近い場所が選ばれます。 ファクシミリ画像コンテスト ファクシミリ画像コンテストは、ハムフェアに合わせて実施されます。アマチュア無線を利用して交信したときのファクシミリ受信画像で競う受信画部門と、送信原稿をファクシミリでコピーした画像で競う送信画部門とがあります。1981年以来実施されています。出品画像は、アマチュア無線フェスティバル会場のファクシミリ・クラブのブースに展示されます。賞の発表もそこで行われます。 ファクシミリ・コンテスト ファクシミリ・コンテストは、毎年5月1日から5月31日までの1ヶ月間行われるもので、アマチュア・ファクシミリによる2way交信を1点として、点数を競うものです。 アマチュア無線フェスティバルへの出展も毎年欠かさず実施しています。常に2小間以上のスペースを確保して、機器、資料の展示、関連基板の頒布などを行っています。アマチュア・ファクシミリ入門者のための案内と助言をする場、同好の士のアイボールQSOの場ともなります。 製作記事の発表と基板の頒布 たとえばごく最近のLED XY SCOPE、やや古いところでは、新新NCU基板（ミニファクスをアマチュア無線機に接続して使用するためのアダプター）のように、研究成果を雑誌に記事発表しそれと合わせて基板やパーツキットの頒布を行っています。基板やパーツの頒布は、製作を容易にし、再現性を高めて少しでも多くの方に実践していただこうという趣旨で行っています。 記事発表できなかったものについては、小冊子の形で資料を作成、頒布するようにしています。資料には、改造方法を記したもの、ガイド的なもの、FAX関連記事総索引のような純粋資料などがあります。 「ファクシミリ・クラブお知らせ」 年4回程度の発行になっています。原則として会員宛に発行していますが、特に希望があれば、会員以外の方にもお送りします。また、2月のファクシミリミーティング・を前にして1月に発行される分については、事務局にあるリストに掲載されている会員以外の主要なファクシミリ局にお送りしています。 ホームページ http://facsimileclub.jpn.org/ ◎事務局 現在の事務局責任者はJS1LFBが担当しています。 |