そこで、通信時間を更に短くするためにアマチュア・ファクシミリモードの120回転を倍の240回転に上げることにしました。元々MuP-FAXは、「ひまわり」を受信するために240回転のモードをもっているのでハードウェアはそのまま使えます。
これにより、A5判の画像データを用いたカラーファクシミリ通信の所用時間が6.75分と十分実用になるものとなりました。
また、HF帯での通信でも大きな画像劣化は見られないことが分かっています。
(de JS1LFB)
高速化したカラーFAX
![]() 14MHz帯で送信されたものをJS1LFBがMuP-FAXで受信した画像。送信原稿はA5判相当の760×570ドットのJPEG画像を使用している。 ![]() 初めてカラーファクシミリの交信をしたときの受信画像。このときは144MHz帯を使用。送信原稿はA5判相当の760×570ドットのJPEG画像を使用している。 |
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