
MuP-FAXとトランシーバーを組み込んだフルタワーパソコン
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パソコンのケースにMuP-FAXを組み込むにはフロントベイに収めるのが望ましい方法ですが、そのためには適切なケースを用意しなければなりません。フロントベイに合うケースを新たに製作するのは費用と手間を考えると得策ではありません。そこで考えたのがジャンクのCDROMドライブのケースです。
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内蔵用CDROMドライブのケースに組み込んだMuP-FAX
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ドライブを取り外してケースの左右に下側に厚めのアルミ製アングルを取り付け、ここにMuP-FAXの基板を取り付けます。ケースの外側左右から適切な位置にタップをたて、CDROMドライブと同じようにフロントベイに固定できるようにします。

フロントパネルにはフロントベイのめくら板を使用している。
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CDROMドライブを取り除くとフロントパネルが無くなります。代わりに、フロントベイに付いていためくら板を利用します。これなら、フロントのサイズはぴったりと合います。

ユニバーサル基板に組んであるのはマイクロフォンとMuP-FAX、サウンドプラスターの入出力などの切り替え回路。フロントパネルのスイッチで切り替える。
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単にMuP-FAXをパソコンの中にはめ込むだけではなく、使いやすくするために工夫が凝らされています。信号の切り替え回路、モニター回路をサブ基板に組んでケース内に収めてあります。この切り替え回路ではマイクとMuP-FAX、サウンドプラスターの入出力とMuP-FAXなどが切り替えられます。切り替えスイッチはフロントパネルにもうけられています。
入出力のコネクター類もフロントパネルに取り付けられています。マイクロフォン、トランシーバー接続、サウンドプラスターの入力、出力などです。
トランシーバーとは、このフロントパネルのRigコネクターとトランシーバのマイクコネクターとを直接接続します。

MuP-FAXとトランシーバー部分、MuP-FAXのrigコネクターとトランシーバーのマイクコネクターを直接接続する。
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トランシーバーは、YAESUのFT2312で1200MHz用のものです。電源はパソコンの12Vを使用しています。電源の容量と放熱の関係から、10Wでの運用は無理で現在は1Wでのみ使用しています。アンテナ出力だけはどうしようもなくPCケースの裏側から直接引き出し、中継コネクターでアンテナケーブルと接続します。

実際にファクシミリの送信をしているところ。背後のモニターは、MuP-FAXの送信中の画面。
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