MuP-FAX
更新 2001年9月16日
MuP-FAxに関する情報を掲載します。
受信モニター画像のサイズが大きくなる
MuP-FAXでカラー送信した画像を受信する際リアルタイムでカラー画像の表示が可能になりましたが、カラー画像表示の際は解像度が1/3となってしまいます。そこで表示画面を主走査方向に倍程度に拡大しました。横に900ドットの表示画面なのでフルサイズの表示となります。その代わり、副走査方向は、画面からはみ出すことになります。記録されるデータには影響を与えないのでこれまで通りの高解像度の受信画像を得ることができます。
当然のことながらディスプレーには1024ドット×768のXGA以上のものが必要となります。
現在最新のプログラムはviewterm0902xga.exeとなっています。

カラー信号を受信してリアルタイムにフルサイズ表示しているMuP-FAXの画面
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受信時リアルタイムにカラー画像の表示が可能に
MuP-FAXでカラー送信した画像を受信する際は白黒画像の表示となっていましたが、8月12日、これをリアルタイムでカラー画像の表示が可能になりました。
まだ修正を加えている段階なので若干の不備はあるようですが、カラー信号をこれまで受信画面に逐次カラー画像が逐次表示されます。
これまでのMuP-FAXの送受信用プログラムviewterm.exeをviewterm_color.exeへそしてさらにviewterm0812.exeへと発展させたもので、白黒の画像の送受信はもちろんカラー画像の送受信が可能なものです。
ハムフェア2001の会場で展示する予定です。

カラー信号を受信してリアルタイムに表示しているMuP-FAXの画面
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ファームウェアはリンク先のMuP-FAX Supportに掲載されています。ダウンロードしてお試しください。
COMポートの切り替え可能
これまでCOM1のみに限定されていたMuP-FAXを接続するためのシリアルポートがCOM2からCOM5までの使用も可能になりました。MuP-FAX画面の「ファイル」メニューのなかの環境設定でポートを選択します。
使用可能なCOMポートが植えたのはUSB RS232C変換アダプターの利用を考慮してのことです。最近のノート型パソコンにはRS232C端子がないものがあるのでそれに対応しようというのです。
WINDOWS版完成
MuP-FAXのWINDOWS版のソフトの開発が完了しました。受信画面の表示、受信画面のセーブ、セーブされた画面の表示、画像ファイルの送信、送信画面の表示などがWINDOWS上で操作実行することが可能になっています。これによりWINDOWS95あるいはWINDOWS98、WINDOWS2000がインストールされているものならPC-9801シリーズ、DOS/VのいずれでもパソコンでFAXを送受信することが可能です。
COMポートの切り替え可能
これまでCOM1のみに限定されていたMuP-FAXを接続するためのシリアルポートがCOM2の使用も可能になりました。MuP-FAX画面の「ファイル」メニューのなかの環境設定でポートを選択します。
テキストの入力が可能
送信画面には相手局のコールサイン、交信日時、レポートなどのテキストをはめ込むことが可能になりました。送信画面の四隅のいずれかを指定してはめ込むことができます。また、テキストファイルは縦横いずれの画面にもあわせられるように回転させることも可能です。テキストは小さな窓があってそこに記入するようになっています。記入されたテキストはスイッチによりはめ込むかはめ込まないか選択することができます。また、このテキストはプログラムを閉じるまで消えないので、交信相手が変わったときに該当する部分だけを書き換えるだけで対応することができます。
テキストを入力して送信画像ファイルを読み込んだところ
読み込んだときの画像は等倍なのでウインドウに表示で
きるのは一部分となります。送信用ファイルが生成され
ると縮小画面となり全画面が表示されます。
詳細画像
古いPC-PC9801たとえばPC-9801NSEなどのようなWINDOWS95が動作しないものでも、DOS版のMuP-FAXを使用すればファクシミリの送信と受信をすることができます。受信した画像の処理、送信画像の処理は新しいパソコンで行い、実際の送受信は古いPCを専用機として再利用することができます。
WINDWS版のMuP-FAXの受信画面
後ろのPC-9801ノートのMuP-FAXで送信する8J1HAM
用に作成した原稿データをシンクパッドのWINDWS版
MuP-FAXで受信表示しているところ。表示画像はデー
タを間引きしたものだが保存される受信データは高解
像度。JPEGでの保存が可能。
詳細画像

部品を実装したMuP-FAX基板
左側が前、右側が後ろ、このままで電源を供給、
PCと接続すれば動作する。
詳細画像
MuP-FAXとは
MuP-FAXはマップファックスと呼びます。Mupはmuti platform、マルチプラットホームの略で多数のOS、機種のパソコンで動作が可能であることを意味します。
先般配布されたソフトは、PC-9801用のものですが、現在は新しいソフトの開発が進行中で、WINDOWS95あるいはWINDOWS98が動作するパソコンならPC-9801、DOS/Vのいずれでも送受信が可能になっています。
MuP-FAXの大きな特徴は、接続するパソコンの機種を選ばないことと、高解像度のファクシミリ画像の送受信が可能であること、受信した画像ファイルはどのパソコンでも表示可能であることなどです。また、標準でアマチュア・ファクシミリと気象FAXの他に「ひまわり」からの画像受信の機能も備えています。
WINDOWS版のソフトは2000年2月6日のファクシミリ・ミーティング会場で配布を開始する予定です。新たに基板とパーツのキットの再頒布も検討しています。
頒布基板は、市販のケースにぴたりと収まる大きさになっています。120×166mmです。これまでファクシミリ・クラブで頒布してきた各種の基板同様、基板上にすべてのスイッチ、コネクター類が乗るようになっているので、基板上に部品を取り付けるだけで製作を完了することができます。煩わしいスイッチやコネクターなのどの配線をする必要がありません。
ノイズの発生を考えなければ、基板にDC12Vを接続し、パソコンと接続すれば動作可能となります。受信機のオーディオ出力端子からファクシミリ信号を入れれば、ファクシミリを受信することかができます。
受信中にパソコンのディスプレーに表示される画像は、簡易モードのものなので、使用するパソコンの解像度を気にする必要はありません。640×400ドットのディスプレーをもつパソコンで受信してもファイルに取り込まれるデータは高解像度のものとなります。
アマチュア・ファクシミリや気象FAXの場合で1000×800ドットの受信画像が得られます。ひまわりの場合は576×830ドットになります。
MuP-FAXについての詳細はこちら
まもなくMuP-FAX基板の再再頒布開始
入手が困難なADコンバーター、CPU、ROMなどと基板をセットにした基板キット、基板とすべてのバーツをセットにした完全キットの2種類を頒布します。ただし完全キットにケースは付属しません。2001年9月をめどに準備を進めています。
価格
会員 非会員
基板キット 11,000円 12,000円
完全キット 22,000円 24,000円
ケース 2,800円 2,800円
送料
送料は枚数に関係なく500円です。ケースの代金には送料分も含まれています。
申し込み(頒布日程が確定してから受け付け)
品名と数を記入し、必要金額の定額小為替を同封して 〒193-0801 東京都八王子市川口町2889-3 ファクシミリ・クラブ Mup=FAX係り宛お送りください。
郵便振替の場合は通信欄に品名と数を記入してください。郵便振替の口座は、「00160-1-30196 ファクシミリ・クラブ」です。
締め切り

MuP-FAXの新しい頒布基板の部品面(表側)
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部品を実装したMuP-FAX基板をケースに組み込んだところ(左が前部)
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完成したMuP-FAXを前から見たところ
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完成したMuP-FAXを後ろから見たところ
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