LED表示のチューニング・インジケーターは、1350Hzから2450Hzまでの間を50Hzステップでそれぞれの周波数を検出し、該当するLEDを点灯させます。周波数の検出とLEDの点灯にはPICを使用しています。
それはスペクトラムアナライザーでいえば横軸となります。LED表示のチューニング・インジケーターを12段縦に並べ、この縦軸部分をLEDレベルメータードライバで駆動すれば、スペアナになります。
16×16ドットのマトリクスLEDを2枚並べて32×16ドットとして使用しいます。実際にはこのうちの12×23ドットを使用しています。この部分は専用のプリント基板に組んでL型のコネクタで本体基板に垂直に取り付けられるようにしてあります。
周波数の検出にPICを使用しているのでフィルター回路がなく、検出周波数の調整が不要です。そくていきなしで、製作することができるのと、検出周波数をプログラムの変更でできるので、ファクシミリ以外のたとえばCWやRTTY用などへの変更が簡単です。