実際にはプッシュスイッチでPICのプログラムを動作させ、PICに接続されたリレーを制御しています。PICとリレーの組み合わせにより回路数と接点数は使用するリレーとその種類、数により自由に設定することができます。
機械式のロータリースイッチでは頭が痛くなるような複雑な回路の組み合わせの切り替えも楽に設定できます。ただしリレーの数が増えるという難点はあります。
利点は操作部と切り替え部が離れている遠隔操作方式なので、パネルに大きなロータリースイッチを取り付ける場所がなくてもよいということです。液晶表示器やダイオード表示との組み合わせでスマートなパネル面に仕上げることが可能な利点もあります。
MuP-FAX CUBE51の切り替えでは8回路5接点のスイッチを構成しています。MuP-FAX CUBE51の切り替えについては次項を参照してください。