カラーファクシミリで交信成立


2000年12月17日(日)JO1XBE(町田市野津田)とJK1EWY(八王子市川口町)は144.250MHzで、カラー・ファクシミリの2WAY QSOに成功しました。電波型式はSSBにファクシミリの信号を乗せるF4です。一方はHF機+トランスバーター、もう一方はTS-700Sで、いずれもアンテナはグランドプレーンです。

 ダミーロードで通信したカラーFAXの受信画像を見てはいたのですが、実際に電波で送られてくるカラーFAXの受信をしてみて、再現性が十分な色調と高い解像度によって得られた画像に新たな感動を覚えました。
 カラー・ファクシミリの交信に使用したファクシミリ・システムは、MuP-FAXとJPEGのカラー画像データをMuP-FAX用の送信ファイルに変換するプログラム、受信したMuP-FAXの画像データをカラーに復元するプログラムからなるものです。 
 その後MuP-FAXのソフトの改良が進み、現在では単独でカラーの送受信が可能になっています。また、交信時間を短縮するために240回転での通信が可能になっています。

  


カラーファクシミリ初交信でJO1XBEが受信した画像  

 144MHz帯で、八王子市と町田市間で交信。アンテナはどちらもGPを使用。




240回転で交信したMuP-FAXによるカラー受信画像

 その後改良されたMuP-FAXは240回転での通信が可能になりカラーファクシミリによる交信時間が1/2に短縮されている。また、送信時にカラーバーが添付され色合わせがやりやすくなっている。

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