PICチューニング・インジケーター


PICを利用したマルチモードのチューニング・インジケーターです。アマチュア・ファクシミリ、ミニファクスの電話FAXモード、CWの3種類を切り替えて表示させることができます。モードの切り替えはマルチモード・ジェネレーターと同じです。
 信号の処理をPICで行うのでフィルター回路がありません。そのため、目的の周波数に合わせる調整が不要です。製作すればそのまま使用可能となります。また、プログラムを変更することで様々なモードのチューニング・インジケーターとすることができます。
 表示はLEDバーグラフと液晶表示器上のバーグラフと2通りの方法があります。16F877の場合はI/Oポートが多いので23ポイントのバーグラフを苦もなく実現できます。
 写真ではPIC 16F877を使用していますが、16F873でも全く同一のプログラムで動作します。表示LEDの数を少なくすることによって16F84を使用することも可能です。
 PIC16F84によるLED8ポイントのチューニングインジケーターとPIC16F877による液晶表示のチューニングインジケータについては、説明書「PICで遊ぼう」に詳しいことを記してあります。

  
ユニバーサル基板に組んだPICチューニング・インジケーター

 23個のLEDでバーグラフ状に表示させる。プログラムを入れ替えることによって左奥のLCDにバーグラフ状に表示させることも可能


両面基板を製作してくみ上げたPICチューニングインジケーター

 LCDにバーグラフ表示をさせるとき、そのモードなども文字で表示できる。基板手前にはLDE取り付け用のパターンも用意してある。


表示用のLCD

 20桁×4行のLCDを使用している。基板との接続はフラットケーブルとコネクタを使い取り外しが自由にできる。

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