これまでは副走査が縦に行われていたので気象FAXのように横長に表示すべき画像は見にくいものでしたが、横方向への副走査ができるようになったので非常に見やすくなりました。また、1024×768以上のディスプレーでも横位置ならフルサイズの画像をほぼそっくり表示できます。1600×1200のディスプレーなら縦でも横でもフルサイズの表示ができます。
もっともMuP-FAXの受信データは受信時のモニター表示の状態にかかわらずフルサイズで記録されているので、JPEGに変換すれば自在に操作できます。
更に制御パネルが画像表示WINDOWから独立してデスクトップの好みの場所に移動できるようになっています。受信開始、停止、あるいは送信開始、停止などの制御ボタンが並んでいるパネルが、受信画像モニタの画面と切り離されて自在に移動できるので、ディスプレー画面全部を使って受信画像を表示できます。仮にディスプレーのサイズが小さめだったとしても、受信画像の上に重なっている制御パネルをじゃまにならないところに動かして隠れている部分を見ることができます。