MuP-FAX


MuP-FAXはマップファックスと呼びます。Mupはmuti platform、マルチプラットホームの略で多数のOS、機種のパソコンで動作が可能であることを意味します。
 MuP-FAXの大きな特徴は、接続するパソコンの機種を選ばないことと、高解像度のファクシミリ画像の送受信が可能であること、受信した画像ファイルはどのパソコンでも表示可能であることなどです。また、標準でアマチュア・ファクシミリと気象FAXの他に「ひまわり」からの画像受信の機能も備えています。
 頒布基板は、市販のケースにぴたりと収まる大きさになっています。120×166mmです。これまでファクシミリ・クラブで頒布してきた各種の基板同様、基板上にすべてのスイッチ、コネクター類が乗るようになっているので、基板上に部品を取り付けるだけで製作を完了することができます。煩わしいスイッチやコネクターなのどの配線をする必要がありません。
 ノイズの発生を考えなければ、基板にDC12Vを接続し、パソコンと接続すれば動作可能となります。受信機のオーディオ出力端子からファクシミリ信号を入れれば、ファクシミリを受信することかができます。
 受信中にパソコンのディスプレーに表示される画像は、簡易モードのものなので、使用するパソコンの解像度を気にする必要はありません。640×400ドットのディスプレーをもつパソコンで受信してもファイルに取り込まれるデータは高解像度のものとなります。 アマチュア・ファクシミリや気象FAXの場合で1000×800ドットの受信画像が得られます。ひまわりの場合は576×830ドットになります。
 現在はカラーファクシミリの送受信、240回転での通信、縦横自在な表示などが可能になっています。

  
MuP-FAX基板

 頒布基板を使用して組んだMuP-FAXで、電源を接続して信号を入れればこのままでファクシミリの送受信が可能。


ケースに組み込んだMuP-FAX

 指定のケースにぴたりと収まるように設計されている。


カラーファクシミリの受信画像

 144MHz帯で実際に交信したときの受信画像

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