万能型FAX-マイク切り替え器


付属機器とトランシーバーとの接続は簡単なことなのですが、マイクロフォンと付属機器との切り替え、マイクコネクターの形状の違いなどを考えるとついおっくうになります。特定の周波数帯でトランシーバー1台の運用ならならまだしも、HFとVHF、あるいはUHFなどと複数の周波数帯で運用するとなるとどうしてもマイクコネクタの形状が異なってきます。 
 それぞれのトランシーバーに合わせたコードを用意し切り替え回路の出力を接続してFAXの信号は入れられても、マイクコネクタの形状と接続方法がことなるため、簡単には使えないケースがあります。
 そこで切り替え器を製作するわけですが、とかく特定の組み合わせに限定されてしまいます。そこで、考えられたのがどのメーカーのマイクコネクターの接続方式にも対応する、万能型FAX(付属機器)マイク切り替え器です。
 使用するマイクやトランシーバーに応じて、内部のジャンパーで設定を変更できるようになっています。3台までのトランシーバーを同時に接続してそれぞれを切り替えられるようにしてあります。 de JS1LFB

  
マイクロフォンとMuP-FAX、トランシーバー3台との切り替えを簡単にできる万能型セレクター

 切り替えには右側に見えるスナップスイッチを使用するが、実際には、基板状にあるリレーをPICで制御して行われる。


万能型セレクターのコネクター部分

 マイクロフォンとトランシーバーのコネクタの接続には8pinのコネクタを使用しており、ビンアサインは、基板上のジャンパーピンで自由に設定できる。そのため、8pinのものであればマイクロフォンのメーカー、トランシーバーのメーカーを問わず接続できる。
 また、ハンディ機にも対応するためミニプラグを使えるようにミニジャックも設けられている。

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