MuP-FAX CUBE51


MuP-FAXをキューブ型パソコンのケースに組み込み一体化させました。
 185×200×300mmのきわめて小さいケースですが、機能はデスクトップ型に勝るものを持っています。オンボードでグラフィック機能、サウンド、LAN、をそなえています。さらにATA133、USB2.0が前面と背面に2ポートずつ計4ポート、IEEE1394が前面に2,背面に1、SPDIF INとSPDIF OUTが各1、などとなっており、ないのはRAIDくらいです。
 CDROMドライブと同じ大きさの板を乗せて、その上にMuP-FAX基板をスペーサーとビスで取り付けてあります。
 フロントパネルもアルミでできており、そこにアクリル板が張り付けてられています。ここにMuP-FAXの前面のスイッチやLEDのための穴をあけ、MuP-FAXのパネルとしてそのまま使用しています。
 SS51Gでは、前面のラインアウトジャックとマイクインのジャックにつながるケーブルは、先端のコネクターでマザーボードに接続されています。このコネクターをマザーボードから外して、MuP-FAX基板側に接続することによって前面パネルの入出力ジャックをMuP-FAXの入出力に流用しています。
 ケースとマザーボードのいずれにも一切手を加えずにMuP-FAX内蔵のパソコンを組み上げてあります。

  



MuP-FAX CUBE51

 5インチドライブベイのベゼル部分がMuP-FAXのパネルとなっている。そして、フロントパネル下の方にあるマイク入力ジャックとヘッドフォン出力ジャックがそのまま、MuP-FAXの入出力端子となる。
 このパソコンにはCD-ROMドライブもフロッピーディスクドライブも組み込まれていない。OSのインストールは臨時に接続したCD-ROMドライブから行った。、その他のアプリケーションはネットワーク経由でインストール。


5インチベイに組み込まれたMuP-FAX基板

 ジャンクのCD-ROMドライブの底板を使用している。左側の上から電源、オーディオ入出力、RS-232Cの各コネクター

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