ブルートゥースオーディオアダプター


スマートフォンやタブレットPCでファクシミリを受信することができますが、受信機のオーディオ出力との接続を考える必要があります。スマートフォンやタブレットPC にヘッドセット用の端子がある場合は4pのミニプラグを使用して接続が可能です。しかしヘッドフォン用出力しかない場合は接続不可能です。

スマートフォンやタブレットPCにブルートゥースを搭載されている場合があります。受信機の出力信号をブルートゥースに変換できればこれを利用することが可能となります。ブルートゥースが搭載されているPCも当然対象となります。

 ISSC社IS1681Sチップベースのブルートゥースモジュールの完成品「MY81SPK02M2」を利用したオーディオブルートゥース変換アダプターを利用することができます。JO1XBEが2016年のファクシミリ・ミーティングで発表したのはこのモジュールの機能をフルに使ったもので、ファクシミリやSSTVの受信に以外にオーディオやビデオの再生とその制御までも可能にしたものです。

 モジュールは1.27mmピッチの基板に組み込まれているので、普通のユニバーサル基板に組み込むためには1.27mmピッチを2.54mmピッチに変換する基板が必要です。市販されている変換基板が利用できます。モジュールは1,300円、変換基板は300円くらいで購入できます。

 注意しなければならないのはこのモジュールには「技適」マークがありません。屋外に電波が漏れるような状態では使用することが出ないのです。「技適」マークがある同種のモジュールとしてはマイクロチップ社製の「RN-52」があります。

 

ブルートゥースオーディオアダプター

 23個のLEDでバーグラフ状に表示させる。プログラムを入れ替えることによって左奥のLCDにバーグラフ状に表示させることも可能


両面基板を製作してくみ上げたPICチューニングインジケーター

 LCDにバーグラフ表示をさせるとき、そのモードなども文字で表示できる。基板手前にはLDE取り付け用のパターンも用意してある。


表示用のLCD

 20桁×4行のLCDを使用している。基板との接続はフラットケーブルとコネクタを使い取り外しが自由にできる。

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