MuP-FAX


 MuP-FAXはマルチプラットフォーム環境のファクシミリ送受システムです.マイクロコンピュータの勉強を兼ねつつ,紙が無いならCRTで,かつ綺麗なグレースケールの画像を見たい、ついでに送信も出来ればもうけもの.というこど開発に取りかかったものです
基本的な考え方  
1)端末の機種依存はしない
2)変換したデータは,ASCIIキャラクタに変換し,ターミナルソフトウェアを使う事が出来る 
3)綺麗なグレースケール画像が見られること。
4)部品は可能な限り安価で入手しやすいものを使う。

送信
 ダウンロードしたときの形式とほぼ同じ様に画像をコンバーターを使って逆変換します.このデータをPCからI/Fに送信します.I/Fに送られたデータはD/Aされ,V-F変換されます。回路にはPTTも用意したので,自動的に送信状態にする事が可能です。オプションで接続できます電源は13.8Vを使用しますが12Vでも十分動作します。

基板
 このI/F基板を頒布しています。両面スルーホール基板です。 大きさは、190×130mmで、タカチのUS-20-5-14というタイプのケースに収めることができます。

今後
 今後は、位相整合した後に画面の位相を前後に変化させる機能やカラー画像の送受信などの機能を追加していく予定です。

ハードウェア仕様
CPU : DS80C320
ROM : 27C256-15(150ns以下の必要があります)
RAM : 62256-12 ADC : AD7820(MAX150)
PIT : uPD71054(82C54-10)
Serial driver : MAX232
(T)CXO : 13.2MHz,4.97664MHz,12.8MHz(90,180rpmは使えない)
分周 : TC9122P
PPI : 仕様から外しました
Func. Gen. : ICL8038
(CPUの)クロック : 14.7456MHz(X-tal)
FM復調回路 : 内臓
AM復調回路 : 内臓
FM変調回路 : 内蔵




頒布用基板に組んだMuP-FAXの写真

MuP-FAXの詳細はJS1LFBのホームページでどうぞ


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