前日1日金曜日、14時に会場のJ-34、ファクシミリラブのブースに集合、持ち込んだ機材を車から下ろして展示の準備を行いました。搬入に参加したのはJA1EJV、JA1VSB、JI1XBC、JS1lFB 、JK1EWYでした。
例年通りのMuP-FAXとキューブ型PCに組み込んだMuP-FAXによるカラーファクシミリの通信実演、FT-817を送信に、IC-730を受信に使ってパナファクス1000によるFAXの通信実演を行いました。パナファクス1000の動作には多くの来場者が関心を示していました。また、43年前に発売されたこの機械が現役で動いているのをみて感動することしきりでした。
新しい受信方法としては、タブレットPCによるファクシミリ受信の実演も行いまし。NEXUS7には「HFwather FAXを」インストールしてあります。一方KEIANのWintabはwindows10に「KGFAX」がインストールされています。
winTABにはJO1XBEが製作したブルートゥースオーディオアダプターを使ってワイヤレスでファクシミリの信号を入れています。
縦型のマジックアイを使ったチューニングインジケーター、液晶ディスプレイに縦型のバーグラフ表示をさせるチューニング・インジケーター、新作のアクリルケースに入れたPICLCDチューニング・インジケーター、とLEDチューニング・インジケーターなども展示しました。
ファクシミリ機器と新しい電波形式の関係を整理して一覧表にして展示を行いました。免許申請の際に迷いがちなアマチュアFAXの電波形式が一目で分かるようになっています。
32インチのディスプレーを使用してFAX関連の写真をスライドショーで見られるようにしました。若い人が多数興味を示していたのが印象的でした。
CQバックナンバーをPDFにしたものの展示、エクセルによる免許申請、様々なファクシミリ関連説明書類などを展示しました。今回は新たにMULTIPSKk操作説明書が追加されました。
PDF化を進めているCQ誌の作業はは大分進行していて現在は1990年から2017年9月号までとなっています。創刊号から1954年までの分と合わせるとかなりな量のPDF化ができたことになります。PCのディスプレイでの表示とともにタブレットPCでも展示しました。
無事に2日目も終了、16時から片付けに入りました。本当は16時までのはずなのですが周囲ではもう15時くらいから片付けが始まってしまいます。毎年そうですが今年もファクシミリ・クラブだけ取り残されてしまったような感じになってしまいます。近年時間前に撤収をするブースが多くなっているようです。そのため今年からは2日目の展示終了時間が16時と更に早まりましたが今度はその分前倒しの時間も早くなっています。
展示終了時間が早まれば出展者の方は更に早く撤去作業を始めるようです。主催者側の後片付けも早まってしまうのですから仕方がないかもしれません。
片付け完了後、近くの喫茶店でコーヒーを飲みながら打ち上げ。1時間ほどで解散しました。
出展に携わったのはJA1EJV、JA1VSB、JI1XBC、JI1RKA、JI1BIQ、JO1XBE、JS1LFB、JK1EWY、JH2EBI、JJ0TIEでした。
会員の方は会員ページのアルバムをごらんください。