展示内容はここのところ毎年ほぼ同じで、MuP-FAXによるカラーファクシミリのHF帯を利用した通信実演、PsocとLCDを利用したチューニングインジケーター、PICによるチューニングインジケーターなどの機器、CQバックナンバーをPDFにしたものの展示、エクセルによる免許申請、様々なファクシミリ関連説明書類などを展示しました。
CQ誌のPDF化は大分進行していて現在は1996年から2012年9月号までとなっています。創刊号から1954年までの分と合わせるとかなりな量のPDF化ができたことになります。今年はPCのディスプレイでの表示とともにタブレットPCでも展示しました。
最近ではアマチュア・ファクシミリの原理について尋ねられることが多くなっているので、画像通信に書いた記事を復刻する形で簡単な解説書としてまとめたものを用意しました。
ここ何年かは会場近くのホテルを使っていたので懇親会も国際展示場前駅付近で行っていたのですが、久しぶりに晴海のホテルに宿泊することとなり以前よく使っていた月島の「鶴亀」という大衆料理屋で行うことになりました。ここはきっふのいい店主一家の元気な声と味のよい料理でもてなしてくれる楽しい店です。
25日は浜松から出てきたJH2EBIとJR2VXR、前日から宿泊していたJA1EJV、JI1XBC、JK1EWYの5名での懇親会となりました。例年のごとく終わってからまたホテルの一室に集まって浜松から持参した「巨峰」を肴に2次会が行われました。
ハムフェア2日目も快晴に恵まれたおかげで暑いためか前日よりは来場者が少なめでした。ファクシミリ・クラブのブースに立ち寄る方からは以前にファクシミリをやっていてしばらく休んでいたが懐かしくなっので再開しようかという声がいくつも聞かれました。これを機会にファクシミリで交信する局の数が増えることを願います。
無事に2日目も終了、16時45分から片付けに入りました。本当は17時までのはずなのですが周囲の片付開始があまりに早く、なにやらファクシミリ・クラブだけ取り残されてしまったような感じになってしまいます。近年時間前に撤収をするブースが多くなっているようです。
これは主催者側にも問題があって時間まで展示していて片付けが遅くなると荷物が片づかない中にテープルを取り上げられたり、パネルの解体が始まったりで車を乗り入れるとパンクの恐れがあったりと、追い立てを迫られるからです。
片付け完了後、近くの喫茶店でコーヒーを飲みながら打ちあげ。1時間ほどで解散しました。
ハムフェア2012の出展に携わったのは、JA1EJV、JA1VSB、JI1XBC、JK1EWY、JO1XBE、JS1LFB、JH2EBI、JR2VXRでした。
会員の方は会員ページのアルバムをごらんください。